スコッチウイスキーとバーボンウイスキーの違い

  • 2020.01.21 Tuesday
  • 20:42

けっこう長いこと酒飲んでる人でも案外分かっていないのがスコッチウイスキーとバーボンウイスキーの違い。「スコッチは大麦が原料でバーボンはトウモロコシでしょ」とまでは知っている人もいますが、では何でそんなことになったか説明できる人はなかなかいません。今日はそこらへんの話を簡単にしてみましょう。

 

そもそもウイスキーとは?

々鯤を原料とした

⊂留酒であり

Cで熟成したもの

です。

 

ブランデーは琥珀色の見た目は一緒ですがフルーツが原料なので,乏催しません。ビールは原料は麦ですが醸造酒なので△乏催しません。ワインや日本酒は説明しなくても分かりますよね。ジンやウオツカは穀物を原料とした蒸留酒ですが(稀に例外有り)樽で熟成しないのでに該当しません。

じゃあ熟成させたウオツカや麦焼酎はウイスキーとは呼べないのか?ラムの原料のサトウキビだってイネ科の植物だから穀物じゃないの?という突っ込んだ質問は専門の学者さんか研究家に聞いてみてください。僕も分かりません。とりあえず上記の3定義を覚えておけば充分です。定義や法律なんてものは国によって微妙に違いますし、誰かさんの都合が良いように後付されるものなので大まかに覚えておけば大丈夫です。

 

学校で習ったとおりアメリカという国は1492年にコロンブスが発見して以来、ヨーロッパ各地からの移植によって出来上がった新しい国です。で、まあ人が移動すれば文化文明も移動し、当然ウイスキー造りの知識技術もスコットランド人やアイルランド人と一緒に移動したわけですが、

 

「今日も一生懸命働いたしウイスキーでも飲みたいなぁ。でも原料の大麦が手に入らないや。じゃあとりあえず今ある作物と機材で作ろうか」

 

てことになるわけです。で、200年以上の間に様々な技術革新や研究、法律とのイタチごっこを経て出来上がったのが今のバーボンウイスキーというわけです。これがスコッチウイスキーとバーボンウイスキーが原料も製法も違う理由です。

 

大英帝国時代に強く影響を受けたインド、オーストラリア、ニュージーランドなどでは古くからウイスキーが作られています。ガイアナ、バルバドス、トリニダード・トバゴなどカリブ海周辺ではサトウキビが身近だったのでラムになったのでしょう。

 

日本はNHKドラマ「マッサン」で描かれたとおり竹鶴政孝がスコットランドまで勉強に行って知識を持ち帰ってきたので、ウイスキー分布としては比較的新しい飛び地です。

 

最近話題の台湾はまだ20年足らずの新しい飛び地です。

 

あまり知られていない所だと、ドーバー海峡を挟んでイギリスと至近であるフランスのノルマンディー地方でも早くからウイスキーは作られています。カナダのノバスコシアにも蒸溜所がありますし、イタリアにも蒸溜所があります。意外な所だとバリ島にも蒸溜所があります。その他にも今や世界中にたくさんの蒸溜所がありウイスキーが作られています。

 

まさに人が移動すれば文化文明も移動する。そして時代とともに情報の伝播は広く速くなり、コロンブスは命懸けで、マッサンは船で数カ月、今や日本からイギリスまで飛行機で12時間ほどです。そして技術革新によって今まではウイスキーづくりに適さなかった土地でもウイスキーが作れるようになっているのです。

 

上記の新しい蒸溜所はスコッチタイプのウイスキーを作っているのに、なぜか北米大陸だけ大きく形が変わり固定化したのは歴史的なタイミングや文化的なものなのでしょうか。興味深いですね。そんな不思議に思いを馳せながらバーボンを飲むとより一層味わい深く楽しめます。

 

コメント
コメントする








    

Selected Entry






Archive


Profile



Link


Search